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ある分野で卓越した達人と呼ばれる人に生まれつきの才能は、ほとんどない
ということを知りました。世界レベルに到達する人間に共通する「魔法の数字」があるそうです。ここ30年ほど、世界中の心理学者は、非常に、重要な、課題に取り組んできました。卓越したパフォーマンスについての研究です。あらゆる分野の達人と呼ばれるような人はなぜ、達人になったのか?何が、大きな要因だったのか?生まれつきの才能は、あるのか?この研究でわかったことは…。
1万時間
を費やせば、誰でも一流になれる、というものでした!才能のある人間の経歴を調べれば調べるほど、生まれ持った才能よりも、訓練の役割の方が大きかったそうです。
音楽アカデミーで学ぶバイオリニストのグループについての研究データでは、
□プロになれないグループ
□優れたグループ
□トップクラスのグループ
の実力は、練習量と明らかに、比例したという研究結果が出ました。
プロになれないグループの練習量は、4000時間。
優れたグループの練習量は、8000時間。
トップクラスのメンバーの練習量は、1人当たり、1万時間に達していました。
生まれつきの天才は、1人もいなかったそうです。
さらには、練習量は多いがいくら頑張ってもトップに入れない、というタイプもいなかったそうです。
例えば、天才と言われたモーツァルトは、生まれた時から天才だったわけではないそうです。父親が最高の音楽教師で、生まれたときからモーツァルトを優れた音楽家にしようと英才教育をしました。父親が最高の音楽教師で、生まれたときからモーツァルトを優れた音楽家にしようと英才教育をしました。
最高傑作と言われるピアノ協奏曲第9番を世に出した時、彼は21歳。その時、キャリアはすでに、18年でした。
18年間の厳しい専門的なトレーニングを受けた後だったのです。
この心理学者による30年の研究結果を通して、一つのことに時間を投資しなければ何者にもなれない。ということが見て取れます。しかし、逆に言えば、どんな分野でも1万時間の練習を積み重ねれば何者にでもなれる可能性を秘めている。とも取れますよね。
私は、このデータを通して、何に時間を費やし、何にエネルギーを注いでいくかはその人の、その後の人生を大きく左右するのではないかと感じました。
皆さんはどう感じましたでしょうか。