交野市星田にある治療院です。痛みにお困りでしたら、ご相談ください。

近年、運動不足が原因で死亡に至るというニュースを目にしました。
この話はあながちフェイクニュースという訳ではなく、事実として現代人の平均歩数は90年代に比べ1000歩も減少しています。(厚生労働省:国民健康・栄養調査)
何が問題になるかというと、若年層ではさほど問題になることはありません。中高年になり問題が噴出するようになります。
例を挙げると、糖尿病です。薬でカバーできる間は良いですが、病気が進行していくと、血管がボロボロになり、網膜症、腎機能低下、神経障害など併発します。めが見えなくなったり、人工透析が必要になったり、脚の切断をしないといけなくなったりとさまざまな事が起こります。
そうなると、当然表に出て歩いて運動とはなりませんよね。この例だけではないでしょうが、運動不足が原因で全世界では9.4%の方がお亡くなりになっているデータがあるそうです。こと日本では16%に及ぶとのことです。
運動を忌避していると筋肉量が低下します。筋肉が少なくなると、力が落ちます。運動を維持する持久力も落ちます。すると動きたくなくなる。さらに動かない。という悪循環が起こります。
こういった現象をなるべく避けるためには少しだけ動く習慣をつけるだけです。用事を入れる。少しの距離は歩いて向かう。エレベーターを避けるということです。
冒頭の運動不足が原因で死亡に至るというのは、回りまわって自分に降りかかってしまうという話です。恐ろしいです。みなさんも気をつけて動きましょうね。