交野市星田にある慢性的な【腰痛】改善を中心とした施設、身体機能向上研究所 ThePhysioです。痛みにお困りでした、ご相談下さい。
まだ医療機関にかかれず、リハビリが出来なくなっている方、痛みに不安があるという方は、是非ご連絡下さい。

全国で非常事態宣言の解除が発表されました。各地で小規模ながらの盛り上がりが見られます。約3ヶ月の間にすごく考えさせられる事になりました。いっぱい学べました。この期間にあったことを学びに変え、機転とさせられる様に努力していきたいですね。
今日は、全粒穀物をたくさん食べる人ほど高血圧になりにくい?という話しです。
国立国際医療研究センター疫学・予防研究部というところの研究で、玄米など、糠を除去していない全粒穀物の摂取頻度が高いほど高血圧になりにくいことが、日本人対象の研究から明らかになったそうです。
全粒穀物は白米などの精製された穀物よりも健康上の利点が多く、全粒穀物摂取が高血圧リスクを低下させるとの海外からの報告もあるそうです。しかし、日本人は高血圧の頻度が高いにもかかわらず全粒穀物の摂取量が世界で最も少ないレベルで、また日本人の全粒穀物摂取量と高血圧リスクを検討した研究データは少ないとの事でした。
全粒穀物摂取と高血圧リスクの関係を探る研究で、既に高血圧と診断されている人などを除いて登録された1483人を3年間追跡調査。3年後に追跡が可能だったのは944人(年齢39.9±8.6歳)
全粒穀類の摂取頻度について
「玄米・胚芽米を食べたり、ご飯に麦や雑穀を混ぜて食べるか」と質問。
- 「時々、いつも摂取する」群が193人
- 「まれに摂取する」群が221人
- 「全く摂取しない」群が530人
3群間に年齢や男女比の有意差はなし。
3年間の追跡で89人(9.4%)が高血圧を発症した。
全粒穀物を「時々またはいつも摂取する」群で、有意なリスク低下があった。「まれに摂取する」、「全く摂取しない」群と有意な差がなかったそうです。
3年後に行った調査で、「全く摂取しない」と「時々またはいつも摂取する」とで高血圧発症リスクを比較すると、2回とも「時々またはいつも摂取する」と答えた人のリスクは、より大きなリスク低下が認められたそうです。
「全粒穀物の摂取頻度が高いことが高血圧リスクの低下につながるという有意な関連が、日本人対象縦断研究でも確認された」とまとめられています。
普段から塩分の摂取を控えた食生活も必要ですので、食生活は真剣に向き合わないといけませんね。先日の脳卒中の話しとも繋がりますので、本当に食生活には十分な配慮をして下さい。私もかなり意識して食事には気を使っております ^ ^
【肩こり】【腰痛】【膝痛】などの痛みでお悩みでしたら、一度ご相談ください。何かお役に立てる事があるはずです。